「Why Fashion Still Matters」
スピーカー:Sally Singer (米Vogue、Fashion news director)
モデレータ:Katrina Heron
"Basics are the first thing to date."この一言が強烈に印象的だった。
(ベーシックなもの程、先に廃る。)
Sally曰く、トレンチコートやVネックのセーターのようなオーソドックス(ベーシック)なデザインほど、微妙なトレンドの変化に弱い。それに対して、紫色のフェイクファーのチャビー(こういうやつねw) は、トレンド関係なくいつまでたっても、同じ衝撃と(好きで買った人には)喜びを与えてくれる。つまり、換えられない価値があると。やっぱりね。あぁ、これが真理だとつくづく思ったわー。
そこで、モデレータが、「でも、現実的には、いつも着れる訳じゃないし、コストパフォーマンスが悪いのでは?」と反論。
すかさずSally、「要するに、今あなたがしている、シャンデリアイアリングみたいな、老いても着けれるようなベージックなものではないものを今後もして欲しいってこと。」
モデレータ、「確かに、ベーシックな高価なジュエリーも持っているけれども、実はこのイアリング、娘からもらった、プラスチックのものなの。」
無駄遣いをしないように、 長持ちしそうなモノを買おうとか、資産価値のあるモノを買おうとか、流行の最先端なモノを買おうとか… 結局は身に着けてもらえたモノが勝ち。まぁ、自分の場合は聞いてもらえたモノですが。
良いモノは、幸せをもたらすもの他ない。
確かに間違がってない。
返信削除それはアリだと思います。
俺は、見た目はベーシックなモノだけど、ある一点に細部に宿るこだわりが見えるものがいいなー。
それが同じように見えるものをまったく別のものにするっと思いますです。
Jun>ずっと前にjunが言ってた、「床に開いてる穴=傘立て」みたいなのは、ベーシックの極みだし、デザインの究極だと思う。あの話、実は結構よく思い出すんだよね。
返信削除あーあれね!
返信削除あの傘立ては、人間の記憶と行動、そして今現在の暮らしを研究しつくして出来上がった名作だと思うよ。
たしか昔貸した「デザインの生態学」って本に載ってるはずだよ。