2009/07/12

第三回ベーシック・インカム入門の集い@青山学院大学

個人的ホットトピック、ベーシック・インカムのことをさらに知るために、第三回ベーシック・インカム入門の集いに参加。
  • テーマ:「ベーシックインカムのある社会ー労働と教育の根本的転換」
  • スピーカー:古山明男氏
出版社出身、民間立場での社会制度と人間の研究者で、私塾・フリースクールの塾長でもある古山氏。今まで聞いたことのないベーシックインカムの財源=新公共通貨(電子マネー)という思い切った切り口を聞けた。

その前に、

ベーシックインカムって、なに??、っていう方のためにちょっと説明。


ベーシックインカム (BI) とは、すべての国民に、無条件で、個人ごとに、継続的に最低生活費として渡される所得のこと。

初見、かなり意見まっぷたつな制度であることは間違い無し。

詳しく知りたい方は、このブログがかなり分かりやすいので、参考にどうぞ。

んで、今回のハイライト:


ポイント
  • 電子マネー型公共通貨
  • ICカード決済、無利子息
  • 額面100円の小額国債(9年5ヶ月後に、元利合計113円の電子マネーで償還=約10年後に必ず消滅)
  • 減価方法:使用手数料1回1%/月に1%の減価/日銀券に変換の場合、11.4%の手数料(1年分の減価)
  • 納税通貨として認められる、など
シミュレーション

毎月8万円、15歳以下半額
・ベーシックインカム発行額 年間116兆円
・93兆円の消費増
限界消費性向 0.8として
民間最終消費支出 240 → 330兆円程度(帰属家賃除く)
・約30兆円の輸入増
・GDP 550兆円 → 14%の成長

えええええぇええええ!14%!?!?!!!??

正直ここで、あれぇーーー?って、思ってしまいました。自分の理解力にもかなり問題アリかと。この辺り、日経225先物大先生的にはどう思われるんでしょうか。

譜面おこしウェイティングなう。

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